2月26日

今日は2月26日… そう、のちに二・二六事件と言われる陸軍青年将校によるクーデーターが決起された日です。マツコネでも2月26日は二・二六事件の日と言っていたので、一般的なのでしょう。

いそべの杜
いそべの杜

…いやっ、私のまわりだけかもしれませんが、二・二六事件を知らない人が多いです。私、父の転勤で異なる件の中学校を2つ通い、かつ高校は理系で日本史をまともにやっていないせいか"学校の授業では"二・二六事件を聞いたかどうか定かでははありません。しかし、私のような人でなくても知らない人が多い。昭和史はあまり取り上げられないという話は聞いたことがあるのですが、学習指導要領にないのでしょうか?

ロシアはウクライナに軍事侵攻しました。直接的な理由はウクライナがNATOに加盟し、ロシアがそれを認めなかったという感じでしょうか。しかし、ウクライナがNATOに加盟しようとした理由のひとつはウクライナ国内の新ロシア派にロシアが軍事的、あるいは別の面でも支援を与えていたからとも。

ロシアにはロシアなりの考えがあるのでしょう。しかし、ウクライナは主権を持った独立国です。そんなウクライナをNATOはどうするのでしょう? 日本にとって今後の推移はいろいろ考える必要があるのではないかとも感じます。具体的には、中国が日本の領土に侵攻したときにNATO(というか米国)はどうするのか、どうしてくれるんだろうと。ウクライナとは立場が違うといえば違うのですが、どうなんだろうと。

そんなことを考えると、やはり日本独自でナニカシラの軍事力を持つことを考える必要があると思います。よく聞くのは"敵基地攻撃能力"と言われものですが、より詳細に言うと"抑止力"、言い換えると"報復攻撃能力"を持つ必要があると。敵国が攻撃の意思があると考えられたときに攻撃をするのではなく、敵国が日本を攻撃したときに敵国に"確実に"報復する能力を持つ必要があるということ。

二・二六事件とは離れてしまいました。しかし、二・二六事件を蜂起した青年将校たちはいろいろな背景はあったとはいえ自身なりに考えて行動を起こしました。どういった理由であれ軍事的な蜂起を正義とは考えませんが、ウクライナで起こっていることは他人事ではないと感じるおじさんです。