イージス・アショア

写真は2007年4月の呉基地で撮ったものです。左から はるな型護衛艦1番艦 “はるな(DDH-141)"、こんごう型護衛艦2番艦"きりしま(DDG-174)" 、同3番艦"みょうこう(DDG-175)" と並んでいます。

DDG "みょうこう" と "きりしま"
DDG “きりしま" と “みょうこう"

“はるな(DDH-141)"はすでに退役しています。中と右の “きりしま(DDG-174)" と “みょうこう(DDG-175)" はイージスBMD改修が実施され、今はSM-3ブロックIAを装備しています。北朝鮮のミサイル発射兆候があると日本海に展開されることも。

このイージス艦のシステムを陸上にあげたものが “イージス・アショア" となります。より詳細なことを記すと、日本が導入する “イージス・アショア" はこんごう型護衛艦のSM-3ブロックIAではなくはSM-3ブロックIIAになると思いますが、それはさておき…

“イージス・アショア" は陸自が運用するようですが、それでも空自のレーダーサイトがある基地に配備されるのかと思っていました。でも、ここのところ秋田と萩の陸自演習場に配備されるというニュースが流れています。そのほうがその性能を発揮できるという理由であればよいですが、各自衛隊の縄張り意識的なものだったら嫌だなと(苦笑)。

何にしてもイージス艦からも、この先配備されるであろうイージス・アショアからもSM-3が発射されるようなことがないのを祈るばかりです。